研究室

岡山大学 大学院医歯薬学総合研究科で修士課程の学生を受け入れることができる研究室の一覧はこちらからご覧いただけます。
今年度の募集説明会に参加の研究室の概要は以下のとおりです。 募集説明会に参加される際の参考にしてください。

Last update: 2017.05.17.

 

 


細胞組織学

Professor: 大内 淑代

我々の眼や脳には、機能が未知の視物質(オプシン類)が存在しており、オプシン5等をもつ細胞の機能および発生分化のしくみを遺伝子レベルで明らかにしていきます。 また、再生するモデル動物の遺伝子発現解析を行い、現在、再生しないと考えられている人体の組織や器官を再生させることを目指します。

Keywords: オプシン, 細胞分化, 発生再生, モデル昆虫, ゲノム改変

 

 


人体構成学

Professor: 大塚 愛二

マクロからミクロまで、個体から分子まで、生体にはどのレベルの構成にも美しさがあり感動的な世界が広がっています。 私達は、その世界の魅力に惹かれ、形態的側面および分子的側面から生体の機能を追求しています。またその世界を構築・再構築する仕組み(発生・再生)の研究も しています。

Keywords: 血管, 関節, 細胞外マトリックス, 幹細胞

 

 


脳神経機構学

Professor: 淺沼 幹人

パーキンソン病などの神経変性疾患の病態解析とその保護・治療法の開発、治療標的としてのアストロサイトとその抗酸化防御機構の役割の解明を目指して、 基礎と臨床の橋渡しとなるトランスレーショナルリサーチを展開しています。また、乱用薬物の神経毒性という社会医学的課題にも取り組んでいます。

Keywords: パーキンソン病, 神経保護薬, アストロサイト, 抗酸化防御機構, 乱用薬物

 

 


細胞生理学

Professor: 松井 秀樹

シナプスでの神経情報伝達や脳が不安を抑えるしくみを分子レベルで解き明かそうとしています。 また、脳腫瘍の分子病態解明に取組んでいます。 さらに、独自開発したタンパク質などの高分子を細胞内に直接送り込む技術の実用化、特に難治性ガンに対するホウ素中性子補足療法の実現を目指しています。

Keywords: オキシトシン, 開口放出, タンパク質セラピー, 細胞膜透過ペプチド, ドラッグデリバリーシステム

 

 


システム生理学

Professor: 成瀬 恵治

基礎から学べます。学会発表はもちろん、特許取得や査読付き英文誌への論文投稿など積極的に チャレンジする学生さん大歓迎です。

Keywords: 再生医療, 心筋梗塞, 不整脈, 創薬スクリーニング, イオンチャネル, 装置開発, 宇宙医学・生物学

 

 


生化学

Professor: 竹居 孝二

細胞のカタチに着目して研究しています。 神経細胞の分化、がん細胞の走化浸潤、病原体の細胞内侵入、細胞質分裂など、細胞のカタチがダイナミックに変化する現象を分子レベルで解明するとともに、 機能分子をターゲットとする神経分化再生促進、抗腫瘍薬や抗マラリア薬の開発にむけた研究を展開しています。

Keywords: 神経, がん, マラリア, ダイナミン, BARドメイン蛋白質

 

 


分子医化学

Professor: 大橋 俊孝

細胞外マトリックス(ECM)は、細胞がつくる細胞外環境の中心的な存在です。ECMはレセプター等を介し細胞の機能を調整し、常に細胞へ作用しています。 私たちは分子生物学・形態学・発生学などを駆使し、生命原理の追求から臨床への橋渡し研究を行っています。

Keywords: ECM, 基底膜, 神経糖鎖, 血管生物学, Bone biology

 

 


薬理学

Professor: 西堀 正洋

生体内で生じる様々な炎症反応の特性を解析し、疾患治療に結びつく標的分子の発見に努めています。 一旦このような分子が特定できると、治療に応用できる特異抗体や低分子化合物薬の作製が可能になります。 薬理学では、分子のレベルから細胞、モデル疾患動物までを扱い難治性疾患治療に挑戦しています。

Keywords: 炎症反応, 抗体医薬, HMGB1, 脳梗塞, 敗血症

 

 


病原細菌学

Professor: 松下 治

細菌感染症に関わる病原因子(センサー、毒素、エフェクター)と宿主標的分子の相互作用を、個体・細胞と分子・立体構造のレベルで明らかにしようとしています。 未だ制圧できていない細菌感染症の発症機序の解明と革新的な診断治療法の開発に加え、全く新しい細菌毒素の応用法の確立を目指しています。

Keywords: Clostridium, Vibrio, シグナル伝達, ドメイン構造, 薬物送達システム

 

 


疫学・衛生学

Professor: 土居 弘幸

“医学は疫学によって科学となった”誰の言葉か定かではありませんが、診断、治療、 そして医薬品・医療機器開発などすべてが疫学的にその効果が検証され、臨床応用されていることからも、 先人の言葉は受け入れるべきものでありましょう。 我々は、少子高齢、健康格差など未曾有の公衆衛生上の課題に直面しております。 疫学は、これらの解決策、社会が歩むべき方向性について、一定の限界はあるものの科学的に示すことが可能です。 さらに疫学研究の成果を政策へと繋げる人財を育成すべく、MPHコースを開設しました。

Keywords: 臨床研究, Evidence Based Medicine, 医療政策

 

 


医療政策・医療経済学

Professor: 浜田 淳

今後の超高齢化に対応して、地域の医療・介護をどう整備し、まちづくりをどう進めていくか。 こうした課題に、研究と実践の両面からアプローチします。地域で活躍したい人、行政をめざす人、ともに勉強しましょう。

Keywords: 医療・介護, 地域包括ケア, 理念の共有, 暮らしやすい社会を作る, 未来を先取りする

 

 


公衆衛生学

Professor: 荻野 景規

予防医学の理念に基づいて、動物実験では喘息や生活習慣病の病態解明および新規の予防・治療法の開発を目指しています。 また、大気中浮遊粒子状物質PM2.5が健康に及ぼす影響についても検証しています。 人間集団を対象とした疫学研究では生活習慣リスク因子や早期診断バイ オマーカーの探索も行っています。 さらに、介入研究にてアロママッサージや笑い、音楽の効果を検討しています。

Keywords: 予防医学, 酸化ストレス, 環境, PM2.5, 疫学, 生活習慣

 

 


免疫学

Professor: 鵜殿 平一郎

既存の概念に加え「タンパク質立体構造の変化=ストレス」から捉えた生体防御とホメオスタシスのしくみに光をあてます。 構造は情報そのものであり、そのゆらぎを感知するセンサーはHSPという分子シャペロンです。 何故、HSPを増やすと生体にとって良いのか、免疫学的に明らかにしたいと思います。

Keywords: 熱ショックタンパク質 (heat shock protein : HSP), 抗原提示, 免疫疲弊, 腫瘍免疫

 

 


分子腫瘍学

Professor: 片山 博志

癌発症と進行の機序を明らかにするために 1)細胞周期M期調節蛋白質の機能解析 2)癌特異的microRNAの機能解析 3)癌関連遺伝子群の統合的SNPデータベース作成というテーマで研究を行なっています。 研究成果を癌の早期・予後診断マーカーや新規治療薬の開発につなげることを目指しています。

Keywords: Cancer Mitotic Kinases, microRNA, SNP, Translational Research

 

 


腫瘍ウイルス学

Professor: 加藤 宣之

肝炎ウイルス(B型やC型)に関する基礎研究を行っており、ウイルスの複製増殖機構やウイルスの増殖に対する宿主の応答を分子レベルで理解しようとしています。 そして、肝炎ウイルス感染により生じる肝疾患(肝炎、肝硬変および肝がん)に対する新たな治療法や予防法の開発を目指しています。

Keywords: HBV, HCV, ウイルス増殖システム, 抗ウイルス剤, 自然免疫応答

 

 


組織機能修復学

Professor: 宝田 剛志

私たちは、幹細胞の一つである間葉系幹細胞に注目して研究しています。間葉系幹細胞は、今現在で数多くの疾患に臨床応用されていますが、実際の生体内での機能があまり分かっていません。この課題に対して独自の手法で挑み、幹細胞治療・創薬という観点から難治性疾患の治療に貢献しようと考えています。

 

 


精神神経病態学

Professor: 山田 了士

精神神経病態学教室は、診療科としては精神科神経科であり、専門は精神医学です。科学の力で心の謎に迫る、それが可能な教室です。研究グループとしては、統合失調症・広汎性発達障害 研究グループ、うつ病・リエゾン 研究グループ、 認知症・老年精神医学 研究グループなどがあります。

Keywords: 統合失調症, うつ病, 精神腫瘍学, 広汎性発達障害, 認知症

 

 


脳神経内科学

Professor: 阿部 康二

脳神経内科では社会的ニーズが高い脳卒中・認知症・神経変性疾患を中心に研究を行っています。 iPS細胞などの最先端技術を用いた再生医療技術開発や、タッチパネル式認知症検査機械などを用いた認知症早期診断法の開発など、 基礎から臨床へ繋がるトランスレーショナルリサーチを実践しています。

Keywords: 脳卒中, アルツハイマー型認知症, 神経変性疾患, iPS細胞, 認知症早期診断法

 

 


生体材料学

Professor: 松本 卓也

次世代医療のグローバルなプラットホーム創出を目指し、新しい医療デバイス、口腔医療材料の研究開発を行っています。さらに、生体組織を生体外で作製する試みを通じて、モノづくりをベースとした生命現象の理解を進めています。

Keywords: バイオマテリアル、口腔医療材料、組織工学