申告書を提出される方へ

自己申告書提出先

【提出先】岡山大学病院 研究推進課 利益相反マネジメント委員会事務担当(医学部管理棟2階:内線6993)

※臨床研究法の利益相反事実確認については、こちらをご確認ください。

申告書提出方法

臨床研究審査専門委員会(人指針)に申請を行う場合

岡山大学所属の研究者は、人を対象とする医学系研究に関する倫理指針下で行う臨床研究の倫理審査申請を行う場合、利益相反状況を岡山大学医療系部局臨床研究における利益相反マネジメント委員会に申告していただく必要があります。自己申告は、以下のとおり電子申請システムで行います。

  1. 電子申請システムによる新規申請時、自己申告書(概略版)の質問1「この研究の資金源」と質問2「商業活動に関連しうる研究であるか」について入力を行う。
  2. 申請後、研究責任者と分担者に電子申請システムから「利益相反自己申告書入力のお願い」のメールが自動的に送信される。研究責任者と分担者はそれぞれ電子申請システムにログインし、自己申告書(概略版)の質問3「研究課題と関連があると想定される産学官連携活動等の有無」について入力を行う。

※電子申請の場合、紙媒体での申告書の提出は不要です。
※利益相反自己申告書(概略版)の質問3に「はい」がある場合には、Excel様式にて利益相反自己申告書(詳細版)を作成いただき、メール添付にてご提出ください。
※個人毎に申告する内容が異ならない、研究課題に直接関係する利益相反しかない場合は、詳細版の「上記申告内容は、個人毎に申告内容が異ならない、本研究課題自体に直接関係する利益相反です。」にチェックを入れて、研究責任者のみから「詳細版」を提出してください。
※電子申請システムによる自己申告が難しい研究責任者、分担者は、従来どおり自署した利益相反自己申告書(概略版)を受け付けます。紙媒体で提出の場合は、電子申請への入力を事務局が代理で行います。

公的研究費(厚生労働科学研究費補助金、日本医療研究開発機構研究費等)の研究(開発)代表者、研究(開発)分担者になっている場合

申告者は研究分担者全員の利益相反自己申告書(概略版)、(詳細版)と共に当該研究の概要や研究組織について記載した研究計画書又は交付申請書(厚生労働科学研究費補助金)、研究開発計画書(日本医療研究開発機構研究費)をメール添付にて委員会に提出してください。

なお、利益相反自己申告書(概略版)の質問3に「はい」がない場合には、利益相反自己申告書(詳細版)は不要です。

臨床研究審査委員会(臨床研究法)に申請を行う場合

臨床研究法下で行う臨床研究を実施する場合は、研究責任医師が利益相反管理責任を負います。研究責任医師は利益相反管理基準を作成し、研究全体の利益相反について管理計画を作成し、当該計画を認定臨床研究審査委員会へ提出することが必要です。

詳しくは、こちらをご確認ください。

臨床研究における公正で透明性の高い研究実施のために

「利益相反」とは外部との経済的利益関係等により、大学教育・研究に従事する者としての社会的責任と、外部との関係によって得る利益とが衝突・相反するため、教育・研究者として必要な「公的な姿勢が」損なわれる、または損なわれるのではないかと第三者から懸念される状況をいいます。
しかし、利益相反それ自体が問題ということではありません。重要なことは、利益相反があることを開示し、利益相反を適切に管理していくこと(利益相反をマネジメントすること)です。

臨床研究(人指針)や公的研究費(厚生労働科学研究費補助金等)における利益相反審査の流れは以下のとおりです。

  1. 申告者は、自己申告書(公的研究費にあたっては自己申告書及び研究計画書等)を委員会事務局へ提出します。
    ※商業活動に関連しうる研究(臨床研究で得られたデータを企業の広報活動に利用する場合など)は利益相反ありとなりますので、自己申告書(詳細版)の提出が必要です。
  2. 委員会事務担当は提出された書類の記載事項を確認し、委員会に審査附議します。
    委員会は自己申告書と研究計画書等必要書類(公的研究費にあっては研究計画書等)を審査します。
  3. 審査結果については、事務担当を経由して研究責任者(公的研究費にあっては申告者)に通知します。

※通知書は決裁の都合により10日程度かかります。

お問い合わせ先

詳細は以下にお問い合わせ下さい。
内線:6993 ダイヤルイン:086-235-6993
md-coi●adm.okayama-u.ac.jp(※●を@に変えてください)