申請を希望される方へ
- 委員会内規
- 委員会名簿
- 臨床研究に係る標準業務手順書
- 臨床研究に係る標準業務手順書(重篤な有害事象)
- 臨床研究に係る標準業務手順書(人体から取得された試料及び情報等の保管)
- 臨床研究モニタリング標準業務手順書
- 臨床研究に係る標準業務手順書(監査)
- 臨床研究審査専門委員会標準業務手順書
申請先
【申請前 確認事項】 |
本委員会にて審査する研究は、「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」に該当する介入研究、観察研究です。
研究の種別についてはこちら(研究の種別・申請書類別表)からご確認ください。
指針はこちらからご確認ください。
- 申請は電子申請システムから申請ください
- 医薬品医療機器等法に基づく治験の場合は、岡山大学病院新医療研究開発センター治験推進部外部(内線7991)が担当となります。
- 締切後に到着した申請書については次回締切の審査とさせていただきます。申請書の締切・委員会開催日についてはこちらを参考にしてください。
委員会審査
原則として、開催日の14:30から委員会が開催されます。委員会審査となった場合は、開始時間等詳細について、申請者あてに個別に通知をいたします。当日の審査の流れは以下の通りです。
- 事務局より研究概要について説明
- 申請者より追加の発言(必要に応じて)※パワーポイントなどは不要です。
- 委員との質疑応答
委員との質疑応答の内容については申請者・説明者の方で記録願います。
事務では対応いたしません。 - 審査(審査の間、申請者・説明者退席)
- 審査結果伝達(審査後再入室)
審査終了後
委員会審査終了後の修正手順
委員会席上で指摘された事項について加筆・修正の上、電子申請システムの質疑応答よりご提出ください。
原則、委員長が修正箇所を確認後、承認結果通知書を交付することになります。修正が確認できませんと通知書を交付できませんので、委員会終了後は速やかに修正の上、提出願います。
なお新規申請以外で修正箇所がある場合は事務担当から連絡いたしますので、加筆・修正の上、電子申請システムの質疑応答よりご提出ください。
承認通知書の発行
承認通知書は決裁の都合上、交付までに1週間ほどかかります。
承認となった場合は承認通知書の交付を待たずに、申請書のとおり研究を開始いただけますが、委員会での指摘事項の修正があった場合は、それが確認された後に「承認通知書」及び「実施許可通知書」が交付されるとともに研究を開始していただけます。
※迅速審査の場合も、承認から交付までに少しお時間がかかります。
研究開始後の各種審査・報告
1.変更申請
研究計画書等に変更がある場合は、電子申請システムより申請ください。
※他施設主管研究の場合は、主管となる機関の倫理委員会での変更承認後に、変更後の主管となる機関の研究実施計画書と承認通知書のコピーおよび説明文書(連絡先等岡山大学の記載)を添付して申請してください。
2.実施状況報告
研究開始後は、年1回定期的に研究の進捗状況をご報告ください。報告時期が近づきましたら、委員会事務局からご連絡いたします。
3.中止・終了報告
研究を終了・中止した場合は、電子申請システムよりご報告ください。
※電子申請システムに登録されている研究は、研究終了の3ヶ月前と1ヶ月前に提出依頼メールが自動送信されます。
なお、研究終了の考え方については、以下の資料を参照してください。
4.重篤な有害事象及び不具合等の発生状況
臨床研究に関連する重篤な有害事象及び不具合等が発生した場合は、報告書に必要項目を入力し、電子申請システムより提出してください。
重篤な有害事象への対応はこちらを参考にしてください。
参考:重篤な有害事象の定義
医薬品が投与された患者又は被験者に生じたあらゆる好ましくない医療上のできごとのうち、以下のものを言います。
- 死に至るもの
- 生命を脅かすもの
- 治療のため入院または入院期間の延長が必要となるもの
- 永続的または顕著な障害・機能不全に陥るもの
- 先天異常を来すもの
必ずしも当該医薬品の投与との因果関係が明らかなもののみを示すものではありません。つまり有害事象とは、医薬品が投与された際に起こる、あらゆる好ましくない、あるいは意図しない徴侯(臨床検査値の異常を含む)、症状、または病気のことであり、当該医薬品との因果関係の有無は問いません。
※薬物等を投与しない介入研究の場合には、「医薬品」を「介入」に読み替えて対応ください。
5.予期しない重篤な有害事象及び不具合等の発生状況
侵襲性のある介入研究において、臨床研究に関連する予期しない重篤な有害事象及び不具合等が発生した場合は、直ちにその旨をご報告ください。研究機関の長を通じて、厚生労働大臣に報告をする必要があります。
6.安全性に関する情報を入手した場合
報告書・審査依頼書に必要項目を入力していただき、電子申請システムより提出してください。
7.緊急の危険を回避するための実施計画書からの逸脱が発生した場合
報告書・審査依頼書に必要項目を入力していただき、電子申請システムより提出してください。
8.侵襲を伴う介入研究で結果の最終公表を行った場合
報告書・報告事項提出書に必要項目を入力していただき、mae6605●adm.okayama-u.ac.jp(※●を@に変えてください) までご提出ください。
9.試料・情報の提供に関する記録
他の研究機関と共同で研究を実施する際に、研究に用いられる試料・情報の授受がある場合、提供元と提供先の研究機関において「試料・情報の提供に関する記録」を作成・保管する必要があります。
※指針で求められた必要事項が、研究計画書へ記載されている場合は不要です。
※提供記録として記載する項目や別に作成される書類等で代用する方法については、倫理指針ガイダンスの91~95ページを参照ください。
当該記録の保管年数
提供先:当該研究の終了について報告された日から5年を経過した日まで
提供元:当該試料・情報の提供をした日から3年を経過した日まで
参考
介入研究か観察研究か迷ったら
人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針ガイダンスのP10~P11「介入」のページを参考にしてください。
侵襲性、有か無か迷ったら
人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針ガイダンスのP7~P9「侵襲」のページを参考にしてください。判断に迷われた場合は、研究内容の概要を作成の上、 info_ouhrinri●okayama-u.ac.jp(※●を@に変えてください) まで送ってください。
他の施設へ既存試料・情報のみを提供する場合
他の施設へ既存試料・情報のみを提供する場合はこちらをご確認ください。
臨床研究(試験)の登録について
介入研究を実施する場合は、jRCTへの登録が必要となります。電子申請システム上のフォームに「jRCT登録予定」と入力してください。登録されない研究は審査対象にできませんのでご注意ください。承認・実施許可後、jRCT本登録を完了させ、登録番号を委員会までご報告ください。
第一症例開始までに本登録を完了させてください。
【参考】jRCT(臨床研究実施計画・研究概要公表システム)
https://jrct.niph.go.jp/
※介入研究を実施する場合は、必ず承認・実施許可後にjRCT登録を完了してください。